保険診療

一般歯科編 むし歯治療

むし歯の予防・治療には社会環境・生活環境の重要性が認識されるようになってきました。

むし歯は細菌が糖質をもとに作り出す酸が歯を溶かすことで生じます。多くのむし歯が歯と歯の間や奥歯の嚙み合わせの面にある溝の奥から発生することが多く、これらの場所はいずれも歯ブラシでは磨きにくいところです。そのため歯磨きだけではむし歯を予防できるという考えは現在では正しくないことが分かってきました。
さらに、現代社会の多様性のもとでは、むし歯の予防・治療には社会環境・生活環境の重要性が認識されるようになってきました。

特徴は
○ある程度すすむと自然治癒しない。
○被せものの中にも侵入してくる。
○40歳以上の約4割はむし歯が原因で歯を喪失している。

予防・治療は
フッ化物の利用が一番多く行われている予防方法です。ただし、フッ化物の応用はあくまでも専門的清掃(歯科医院でのクリーニング)の補助的位置づけです。
残念ながらむし歯になった場合は詰め物・被せものが一般的な治療方法です。

むし歯を放置したら
歯の中の神経「歯髄」めざしてむし歯は深く深く進行していき、やがて歯髄に到達すると激痛を伴い歯髄が感染します。こうなると歯髄の温存は不可能となり神経を抜く治療(根管治療)に移行します。

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